皆、曲学阿世でしょ

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JR東海の電車の運転手は、水分補給をすると報告が必要だったようです。

 

 電車の運転手さんが勤務中に水分補給を行うと列車の運行を司る司令室に報告と業務日報への記載が必要だったようです。

www.asahi.com

 元ネタの記事にJR東海の電車の運転手が熱中症になり電車が止まる事が続いていたとあります。

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 これって非常に危険な状態だったのでは、ないでしょうか?

 業務の遂行が無理になる位体調が悪化するという事は、突然運転中にひっくり返ったりする事があったという気がします。

 列車には、当然何百人も乗車していたでしょうから大事故になっていた可能性もあります。

 暴走特急とか列車が暴走を始める映画は、結構有りますが運転手が気を失えばあの様になっていた可能性だってあったでしょう。

 つい先日こんなニュースを見たばかりです。

 

www.sankei.com

 この時は、運転士が正常な状態だったので良かったですが気を失ったり前後喪失状態だったらどうにもならないのでは、ないでしょうか。

 汗をかくとバテるからという理由だったでしょうか?つい数年前まで運動中に水分補給を禁止しているのが通常だったのは。「今だに鍛錬が足りない」、「気合が足りない」という精神論で飲ませないようにしている先生様が居るらしいですけど今は、過失になるようです。他人に物を教える立場の人が間違った知識をいつまでも信じているのもどうかと思われます。

www.nikkei.com

 熱中症の予防にこまめな水分補給が報道されだし一般人も知識を持つようになった頃まるで流行か何かか?と思うくらい高校球児等を中心に熱中症になったという話がぽこぽこ漏れだすようになりました。

 ただ、熱中症自体が全然以前は、なかったのかと言うとそうでもありません。

 下の記事にその手の話がまとまって図示されています。1994年頃からドカンと熱中症の死者数が増えて来ていますがそれ以前も図示される前も居たようです。

www.asahi.com

熱中症に関連するアーカイブ一覧 - Yahoo!ニュース

 犠牲者の数は、お年寄りがダントツに多く毎年犠牲者の5割から8割程度がお年寄りだそうです。

 概ねどこの話も下の記事のように書いてあったのでそれらをまとめて鵜呑みにすると学校の理科か保健で習う人間の70%は、水で出来ているというのは、20才以前の場合で20才を過ぎると年々保水力が落ちていき60代では、50%程度にまで落ちまた、自分が水分不足だという事を気づきにくくなって居るので気温が上がって少々の水分が体からなくなっただけで水分不足、脱水症状等になりやすいとなっています。

www.os-1.jp

 で、話を戻しますがそれだけ世間で騒ぎになる程の社会現象になっており一般にも水分補給の重要性が認識されているのにJR東海の運転手は、複数熱中症になっているというのが謎なのです。

 どこが謎かと言うとJR東海の規定では、「列車が停車中の水分補給は、OKで水分補給の連絡と業務後の業務日報への記載」となっています。

 この内容から行くと特にJR東海が運転手に水分補給を禁じているように取れません。

 何故、一番最初に引用した記事にある水分補給不足や熱中症の発生という内容の記事なのか?

 水分補給の連絡や報告書への記載がある程度で熱中症になる程水分補給を「自発的に行わない」または、「回数を減らす」という事があるのでしょうか?

 「水分補給の報告」では、無く「水分補給の許可申請」だったと考えると会社の規定や都合で水分補給を禁止していたという事が問題点になりますがそうでは、ないのでイマイチ問題点が良く分かりません。

 今回の改善は、ようするに乗務員が水分補給しやすい環境を整えるという事なのでしょうか。

 乗務中に運転手がペットボトルや水筒で水を飲むシーンは、おかしいのでしょうか?

 町中を走り回るトラックの運転手は、ガバガバ飲みまくっていますが特に問題になっていません。タバコの吸殻やペットボトルを窓から投げ捨てても投げ捨てた者勝ちになっています。でも、特に問題になりません。問題になっても地元の町内会レベルです。

 飛行機のパイロットは、水分補給が義務付けられているそうです。でも、問題になりません。

 どうして電車の運転手だけ駄目だったのでしょう?謎です。基本的に社内からの声だと世間体や見栄えが悪いとかでしょうし外部からならクレームがあったのどれかだと思いますが全くもって謎です。

 人の命よりも見栄えやクレーム対応の方が大事なのでしょうか?

 規定された原因が不明なのでなんとも分かりませんが仮に乗客からのクレームだったら「安全な列車の運行に必要不可欠なので水分補給を企業として励行しています」位の事を胸を張って言うのが普通のような気がします。

 それでも問題になるのなら社内放送の「社内での携帯電話のご使用は・・・」の後に「運転手は、安全運転の為に水分補給します。よろしく」的な内容を流して「そういうもの」、世間一般的な「普通」にしてしまえば良いだけだったような気がします。

 まぁ、今回ワザワザ新聞社に報じてもらったという事がそういう事なのでしょうけど。

 JR東海の会社概要にありました。

会社概要|JR東海

安全綱領

安全は輸送業務の最大の使命である
安全の確保は規程の遵守及び執務の厳正から始まり不断の修練によって築きあげられる
確認の励行と連絡の徹底は安全の確保に最も大切である
安全の確保のためには職責をこえて一致協力しなければならない
疑わしいときは手落ちなく考えて最も安全と認められるみちを採らなければならない

 安全は、輸送業務の最大の使命となっている割には、乗務員が体調を崩したり対応が遅かったのでは?

 他のJRは、こういう規定はないのでしょうか?少々心配です。

最後に

 

 でも、結局報告云々よりも「停車中の短時間で水分補給をしている余裕が無い」か「駅員に注意されるから」が正解のような気が一般乗客の立場としては、すごくします。

では。

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